てっぺんがいい

最近まごころのこもったサービスを感じることがあまりない気がする。
あぁ、これはこの人自身の思いやりだ、という接客なり何なりを感じる事があまりない。昨日もある飲み屋に行って、そこはセルフの１杯ずつレジに買いに行く方式なのだが、注文する時に店員さんがこちらの顔をあまり見ないのだ。こちらが注文しようとしているのだから、顔をある程度見ながら接客するのが常識だと思うのだが、どこを見ているかわからないのでこちらもなんだか注文していいのかどうなのかよくわからない。この時点であぁ、もうこの店には接客は期待できない、と思って少し落胆してしまう。確かにそこまで値段は高くない店だが、だからこそそういう店でいいサービスを受けたらもっと来ようと思えるのに。

高い店でサービスがいいのは当たり前だ。その対価をしっかりもらっているのだから、それなりのサービスをするのは義務だ。店側もそれがわかっているから、その水準にまでサービスを引き上げる事は重要だと考えてそうしている。
でも、そうではなく、その人自身のこだわりが見たいのだ。金銭の授受がからむからではなく、その人がこういう仕事をしたいからこうしている、その心に触れたいのだ。それが仕事というものの面白さであり、人のまごころが表れる瞬間だから。
琴